『卒業生／冬』ちょいちょいツッコんでみよう編。

呑んでから寝ようと思う要崎です（でも『ほろよい』なんだよなぁ…）。

先述の『同級生』の続編であります『卒業生／冬・春』。
全員サービスの小冊子欲しさに（ヲイ）『同級生』購入前に２冊同時購入して…こりゃイカンだろって事で２日程『おあずけ』してました。
やはし順番は大事ですよねー。
とりあえず２周読了。
何度読んでも面白い、ヤバイですよ…。
何かもう…箇条書きでも良いですか？（聞くな）
以下、ネタバレ含有…ってもう既読ですよねー…（遠い目）。
読むの遅過ぎですよ、要崎さん。
（追記：ダラダラ長めなので、ご興味の有る方は是非どうぞ。ＢＬ漫画なので…スルーして下さい／汗）

卒業生-冬- (EDGE COMIX)

• 作者: 中村 明日美子
• 出版社/メーカー: 茜新社
• 発売日: 2010/01/28
• メディア: コミック

乙女思考な自分をきもいと思いながらブルブルする佐条クンが良い！（笑）
流石の佐条クンでも『気持ち悪い』んじゃなくて『きもい』んだって…若干意外（高校生だねぇ）。
包み隠さず職権乱用してるハラセンが素敵過ぎる。
『…気持ち悪いんですよ（佐条）』、『俺！？（原）』の件に大爆笑。
何か、色々先走っちゃうハラセンが可愛い（ライター失敬した後、廊下でぐったりしてる辺りとかも）。
彼の（佐条クンに対する）妄想は大いに賛同出来るんですが。
いや、ちょいちょい佐条クンがエロさを醸し出すからイカンのだよ（責任転嫁）。
さっさと支度して、予備校へ行ってしまったのは流石でしたな。
そんな君が大好きだ。
にしても、『ヒゲとボイン』は関係無くないか？（小ネタみたいのがちょいちょい出てきて笑えるんですが。釣りキチとか）

ハラセン高校時代の有坂先生を見た瞬間『海野ちゃーぁんっ！！！（ｂｙ学園ヘヴン）』と心中で叫んでました。
眼鏡！白衣！！しかも可愛いっ！！！
ま、彼は化学ではなく生物でしたが（確か）…ま、それはさておき。
設定的に、白衣でピアノとかズリー、って思ってしまった。
しかも眼鏡（くどい）。
にしても、つらい話ではあった訳で。
確かに『勝手だよな、大人は』。
何となく、ハラセンの中で佐条クンに有坂先生を重ねていたのかなぁ、って思ったのですが…そーでもないですかね。
…そーでもないか。

お疲れ気味の眼鏡クンが好きだ。
将来に悩む彼がらしいなぁ、と。
志望校合格、だけではなく更にその先のコト。
それがまた、草壁クンとの対比になって良いんですが。
草壁クンの『手袋』の妄想はナイスだった！
分かる、分かる、分かるぅぅぅっ！！！（爆笑）
ミトンももちろん良いんだよ、でもストイックな感じの…だってねぇ…ほら、アレだし（何？）。
にしても、ハラセンは佐条クンが手袋をしていないのを見ていたって訳ですよね、きっと。
もしかしたら手荒れの事も…そうだとしたら流石だな。
草壁クンの前でも手袋をしていたのはきっと『折角貰っといて、使わないのは何だか悪い』っていう思いなんだろうけども（もちろん出所がハラセンっていうがネック）、草壁クンからしたら気持ちの良い事では無いですな。
『半分』。
これも佐条クンらしい。
『いいから半分はとっとけよ…』ってさ。
きっと、嬉しさ半分、不安半分なんだろうなぁ。
佐条クンの口から『フェミニン』って言葉が出たのは意外だった（またかよ）。

フィッティングの仕上がりが見たかったなぁ…なんて。
草壁クンチョイスでどうなったかがね（オサレな彼に、まず間違いは無いんだろうけども）。
お着替え中のコマ割がね…草壁クンの心の叫びが自分も一緒だった（笑）。
ぎゃーぁぁぁっ！！！（落ち着け）
全話通してそうなんですが、『ネクタイを緩める』という行為が好き過ぎるんですよねー。
良いですよねー。
佐条クンが悪い（ヲイ）。

谷クンが割と好き。
しかもあの顔コミで（笑）。
あの掴み所の無い、フワフワした感じが面白いんですよ。
『さじょーくん』って写植も好きです。
さぞかし、からかうの面白いんだろうなぁ。

橋本（ハゲ）先生に衝撃の…いや、意外な過去が…意外？
『ちゃいますねん！！』と全力なハラセンに大爆笑でした。
どんだけ嫌なんだよ。
確かに…全力になるよなぁ…橋本先生、ナイス勘違い（笑）。
ししとう注文してて、何だか嬉しかったです（要崎、ししとうスキーなので）。

雨宿り、ジュースパシりを賭けての（草壁クンの中で）ジャンケンの件。
『ノォー』って、本当に悔しかったんだろうなぁ、って。
なんか、若いなって（声上げて走るのって若いですよね）。
『雨のにおい』に気付いた草壁クンと、気付かない佐条クン。
でーすよねーぇ（何が？）。
時間にしてみればほんの僅かなんだろうけども、色々ツッコめて楽しかったです。

佐条クンのお母さん、ガン腫瘍発覚。
やつれゆく眼鏡クンが好きだ。
むしろ、草壁クンが優し過ぎて、高３にしてどんだけ出来た男なんだろうか。
あんなに激しく突き放されといて、『自己満足』って気付けないと思うんですよね。
他人が折角心配してやってる（そもそも此処が間違い）のに！って。
病室で、お母さんの発言に苛立つ佐条クンの気持ちが少し解ってつらかったです…。
『今　お前に会いたい（佐条）』と言われ、駆け出す草壁クン。
く～さ～か～べ～ぇぇぇっ！！！（感涙）
本当に良いです、ハイ。

『卒業生／春』も書こうと思ったのですが、此処まで長くなるとは思わなかったので、また後程（やるのかよ）。
ツッコミどころが多過ぎて、書いている内にだんだん『この記事って意味有るのかなぁ…』とも思ってみたり。
きっと（いや、絶対）、自分の文章力ではお伝えし切れないんですよね。
他のブロガー様の記事を拝読して気付いたのですが、確かに大きな事件的なものは起こらないんですよね（もちろん、当人にしてみれば家族の手術だとか、受験って一大事なんですけども）。
二人と周りの人達の日常。
でもね、読み手サイドも泣いたり、笑ったり出来るんですよね。
何か、本当凄い作品です。

半分ぐらいまで読んでから、結局のところ、佐条クンと草壁クンの名前が同じだという事に気が付きました（激遅っ！！）。でわ

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